個人向け国債残高について 個人向け国債の利率と金利の資産運用術

個人向け国債残高について

個人向け国債残高とは、現在、発行されている個人向け国債の総額のことです。

国債は、国の借金で、いつか必ず償還日が来て元金の返済をしなくてはなりません。
その時、国の財源に余裕がなければ、期限の来た国債の償還のために、また新たに国債を発行することになり、これは、日本の個人向け国債残高が増加し続けることになります。
この悪循環は国家破綻の危機が噂される原因にもなっています。

国などの財政状況を示す『プライマリー・バランス=国・地方等税収−(国・地方等の支出−利払費)=税収率×名目GDP−政府支出+利払費』がゼロの場合、個人向け国債残高等の公的債務は増加しません。
前年度と同じと言うことになるので、GDPが増えれば、返済しやすくなります。

現在日本の政府が名目GDPの150%にもなる国債残高を含む公的債務残高を抱えているにもかかわらず、国債を発行しつづけてていられるのは、低金利と名目GDPの成長のおかげです。
早く黒字にしないと、個人向け国債等の残高は膨れ上がり、次世代の負担は膨大になり、状況は悪化するしかありません。
国債だけのプライマリーバランスは、地方への交付金の減額、政府保証債を増やすことで代替えされます。

この状況を改善するには、総合的にみた個人向け国債残高等、公的債務全体が増加しないことが重要です。